世界各国の硬貨や紙幣にまつわるエピソードをつらつらと。海外古銭収集にハマってしまった男の末路的備忘録。

日本の記念硬貨に未来はあるか? 大隈重信とともに

2022年08月09日
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大隈重信 佐賀県 500円 記念プルーフ硬貨大隈重信 佐賀県 500円 記念プルーフ硬貨

大隈重信(1838 - 1922)は、佐賀藩の志士。日本の政治家、内閣総理大臣、報知新聞社主。2度目の総理大臣時には、第一次世界大戦に参戦、勝利し、対華21カ条要求などに関与。早稲田大学の創立者となり、同大学の初代総長にも。

―のプルーフ記念500円硬貨。ほぼ額面に近い金額で落札。造幣局の販売価格は「2800円」なのだから、値崩れにもほどがある。ほかにも各都道府県のプルーフ硬貨やらクラッド硬貨、その他の記念硬貨などを落札したが、中には額面割れでゲットしたものもあり、意味不明。

なぜこんなことが起こるのか?

大隈重信 佐賀県 500円 記念プルーフ硬貨大隈重信 佐賀県 500円 記念プルーフ硬貨

低額オークションでネックとなるのは、やはり「送料」の問題。安いものを落札して、現物と変わらない、或いは落札物よりも高い送料を支払うというのは、誰しも抵抗を覚えるもの。

今回の出品ストアは同梱対応していたので、思い切って十数点まとめて落札し、おまとめ発送をお願い。というわけで、ほぼ額面と変わらない金額で1万円超分の記念硬貨ゲットだぜ、という運びに。

にしても、ストアがこんな価格で販売するのだから、買い取りはいったいどうなっているのか?

オークション代行業者にお願いしての出品なら、額面割れも価格設定の失敗ということで納得だろうが、買い切りだとすれば、どういう考えで売り手はそれを業者に託すのか?

記念硬貨も立派な法定通貨なのだから、ケースから出せば、(自販機などは無理にしても)普通の商店でも使えるはずなのだが……。

考えられるのは「おまとめ査定」のケースか。

家にある不要なものを業者の査定ダンボールに詰め込んで送付。返ってきた査定総額だけを見て、OKを出しているパターン。あるいは個別に査定金額が書いてあるが、返却を求める際は、返送用の往復送料の請求などがあり、あきらめるパターン。こんなところか。



日本のコインコレクターの走りも、おそらくは団塊の世代あたりが多いらしく、いわゆるもう「終活投げ売り」のような金額で、昭和~平成の記念硬貨や、江戸~明治のレトロなものが、所狭しとオークションに出品されている現在。国家の衰退と共に、その国のコイン価値までもが下落するというのは、なかなかに物悲しいものを感じざるを得ない。

1964年の東京五輪の記念千円銀貨が、すでに手元に7枚もある。

年配の知り合いに「昔は1枚9千円くらいはしたもんや」と聞いていたので、安いのを見かけるとつい手が伸びる。完全未使用の美品でも、現在は2千円台で手に入るものだから、お得感がすごい。のだが、いざ売るとなると額面割れ、なんてことになるのなら、どうしたものかと……。

気になって、1万円銀貨や5千円銀貨の買い取り金額をネットでチェック。買い取り金額を自慢にしているショップで、1万円銀貨が1万100円。さらに他店では額面ちょうどだったことに閉口(ちなみにそれらのショップの販売価格は、1万2千円台~4千円台だったりする)。

買うならやはり海外のコインか。国内のコインは、等価以外では手を出さないのが無難である。



ところで、この数日。
なぜかこのブログの検索結果が、Googleインデックスから毎日ごっそりと減り始め、最早、虫の息であったりする。サーチ・コンソールでもエラーらしいエラーもなく、何が原因の怪奇現象なのか、首をかしげる。

というか、ブログ更新のやる気なくなるから、イジメは、いい加減にしてくれ、グーグル先生(涙)。

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